大塚家具はどうするべきだったか？高級路線で他サービスを行うのはどうでしょうか？

大塚家具は利益、株価も最悪な状態になっています。父親と娘の内紛争いに娘が勝って社長が変わりました。才媛で美しい女性だということもあり、みんなからは明るい希望、期待がされていました。まるで時代遅れな古い旧世代に打ち勝ち、新たな時代を美しい女性が切り開く！

そんなイメージでした。

現実は高級路線をやめて、低価格にしただけで元来のブランディングを自ら壊して、名前を落としてしまいました。低価格で良質なイケアやその他に勝てるわけもなく負けてしまったのです。

そもそも会員しか入れない高級家具の時代じゃない、社長が変わらなくても終わっていた、という声もありました。

私は大塚家具は高級家具のままで良かったと思います。規模を小さくしてブランディングを高める努力をすれば拡大はできなくても生き残ることはできたと思います。

もし拡大しなければ落ちるだけだということならば新たな事業を行うのはどうでしょうか？

大塚家具は担当者が付き添う高級会員の家具です。お客様を選ぶということが大事なことだとです。大塚家具はすでに富裕層の顧客リストを持っているということが資産になります。

他のお金持ち向けの事業、サービスを考えてみるのはどうでしょうか？

具体的には分かりません。

お客様に困ったことや要望を聞いて、考えてみても実験的に小さな規模で行ってテストしてみてはいかがでしょうか。

例えば海外のアンティーク輸入でもいいですが、新しい事業がすでに行っている他の会社に勝てなくても、少なくとも赤字ではないなら家具の時とは違った新たな富裕層のリストが集まるだけでも価値があることだと思います。

私はせっかく築きあげたブランディング潰して、すでにいる富裕層のお客さまを手放して、あえて自らお客様の対象を低価格に合わせるなんて愚かだと思います。

自らの立ち位置、持っているものは最大限に利用しなくていけません。

持っているカードはどう使うかですね。

しかし、これが自分のことになると冷静な判断ができないものです。