暗い欲望

ただ気ままに

私はちいさな子どものように、やさしく守られたい

 以前にお伝えした新しい村人。

19歳。大学生。なつちゃん。

 

彼女は介護のバイトをしています。

仕事内容は軽度の知的障害者を家まで一緒に帰ったり、水族館や指定の場所まで連れていってあげたりするそうです。

 

わたし「大きな人もいるでしょ、危ないことはないの?」

相手「素直でいい子ばかりなので大丈夫です」

わたし「小さな子供のようにどこかに行ったり、駄々っ子のように言うこと聞かないときはないの?」

相手「まだ私の経験が浅いので、言うことを聞く子にしてもらえています。」

 

肉体的には大人の男性と変わりない知的障害者に対して「いい子」と言っているのを聞いて、優しく子供に接するような彼女が想像できました。

 

そして、わたしは胸に少しだけ揺れ動くものがありました。羨ましいなと思ったのです。

わたしは小さな子供のように優しく守られたいのかもしれません。